こんにちは、フィッシングMOTUです。
前回は焼津での冬の小物釣りをお届けしましたが、今回は初めてのカヤックフィッシングに挑戦してきました。
陸っぱりでは絶対に届かないポイントへ、自分の力で漕いで行く。
ずっと憧れていたスタイルに、ついに手を出した記録です。
結論から言うと、前編エソ1匹、後編アカハタ1匹(リリース)という控えめな釣果でした。
それでも、海の上で過ごした数時間は、これまでの釣りとはまったく違う体験でした。
カヤックフィッシングは「三保バイファール」でレンタルから
今回お邪魔したのは、三保にある三保バイファールさん。
https://bifarr.com/
レンタルカヤックを扱っているので、道具を一式持っていなくても海に出られます。
カヤックフィッシングを始めようとすると、まず立ちはだかるのが初期投資の壁です。
- カヤック本体:10万円〜30万円
- パドル、ライフジャケット、フラッグなどの安全装備
- 車載用のキャリア、運搬用のカート
いきなり全部揃えるのは、かなりの覚悟が要ります。
「自分に合うかどうか」を確かめるという意味でも、まずはレンタルで一度出てみるのが正解だと思いました。
初カヤック、まっすぐ進まない
実際に漕ぎ出してみて、最初にぶつかったのがこれです。
まっすぐ進まない。

パドルの左右の力が揃わないと、進んでいるつもりで少しずつ曲がっていきます。
頭では分かっていても、体が覚えていないのでどうにもぎこちない。
さらに、キャスト時にジグをカヤック本体に引っかけるという初心者ムーブも披露しました。
狭い足元にタックルが並んでいる状態は、陸の釣りとは勝手がまるで違います。
ただ、そのぶん海の上から見る景色は格別です。
正面には富士山、視界いっぱいに駿河湾。漕いでいるだけで来た甲斐がありました。
【前編】出艇からファーストヒットまで
前編は、出艇からポイントへの移動、そして最初のヒットまでを収めています。
釣れたのはエソ。
正直、狙っていた魚ではありません。歯が鋭く、いわゆる「外道」扱いされることの多い魚です。

それでも、カヤックの上で味わう最初の引きは素直に嬉しいものでした。
足元が不安定な状態でのやり取りは、陸とは緊張感がまったく違います。
【後編】ロックフィッシュ狙いと根がかりの洗礼
後編は、本命のロックフィッシュを狙っていきます。
カヤックの利点は、陸からでは届かない沖のポイントに直接ルアーを落とせること。
根のあるエリアを狙って移動できるのは、大きなアドバンテージです。
……が、ここで初心者の洗礼を受けました。根がかりです。
底の地形が読めないまま攻めると、当然こうなります。
しかもカヤックの上では、体重をかけて強引に引っ張るとバランスを崩すリスクがあるので、陸以上に慎重な作業になります。
解除に手間取る様子も、初心者のリアルとしてそのまま動画に残しました。
最後はエサ釣りに切り替えてアカハタ
ルアーで反応が得られないまま時間が過ぎ、残り時間を考えてエサ釣りに切り替えました。
ここで待望のヒット。上がってきたのはアカハタです。
根魚らしい鮮やかな赤に、独特の斑点。
……ただ、いかんせんサイズが小さすぎたので、そのままリリースしました。

持ち帰れはしませんでしたが、「狙いを切り替えたら結果が出た」という意味では、収穫のある1匹でした。
そしてレンタル時間のタイムアップ。無事に浜まで帰還して、初めてのカヤックフィッシングは終了です。
初めてのカヤックフィッシングで分かったこと
1日やってみて感じたことを、これから始めたい方向けにまとめます。
1. 思った以上に体力を使う
ポイントまでの往復を自力で漕ぐので、釣り以前に運動です。
「釣りに集中する体力」を残しておく計算が必要だと痛感しました。
2. 足元の整理がすべて
カヤックの上は極端に狭いです。
ロッド、タックルボックス、飲み物、スマホ……置き場所を決めておかないと、動くたびに何かを引っかけます。私のジグ引っかけはまさにこれでした。
3. 安全装備はケチらない
ライフジャケットは当然として、フラッグや防水ケースも必須です。
海の上は陸と違って「すぐ戻る」ができません。最優先でお金をかけるべきところだと実感しました。
4. まずはレンタルで十分楽しめる
結果的に、初回はレンタルで大正解でした。
装備一式を揃えてから「合わなかった」となるリスクを避けられますし、お店の方に現地の情報を聞けるのも大きいです。
今回使用したタックル&アイテム
カヤックに持ち込んだのは、陸っぱりでも使っているライトなセットです。
狭い船上では、本数を絞ってコンパクトにまとめるのが正解でした。リンク
安全装備は命に関わる部分なので、必ず用意してください。
レンタルでも貸してもらえますが、サイズの合ったものを自分で持っておくと安心感が違います。リンク
使わなくなったタックルの整理にも
新しい釣りに手を出すと、どうしても道具が増えていきます。
私の場合も、カヤック用の装備を検討する中で「もう何年も使っていないロッドやリール」が結構あることに気づきました。
箱に詰めて送るだけで査定してもらえるサービスもあるので、道具の整理と買い替え資金づくりに使うのはアリだと思います。
次の釣りの予習に
今回のカヤックもそうですが、新しい釣りに挑戦するときに一番役立つのは先人の映像です。
カヤックの操船、ポイントの見極め、根がかりの回避。
文字で読むより、実際にやっている映像を見るほうが圧倒的に早く理解できます。
釣り専門の動画サービスなら、ジャンル別のノウハウがまとまって見られるので、次の釣行前の予習にちょうどいいですよ。
まとめ:釣果より、海の上の時間
エソ1匹とアカハタ1匹(リリース)。
数字だけ見れば、決して自慢できる釣果ではありません。
でも、自分で漕いで、自分でポイントを探して、海の上で竿を出すという体験そのものが、想像以上に面白かったです。
陸っぱりとは景色の見え方がまったく違いますし、静かな水面をゆっくり進む時間は、それだけで価値がありました。
気になっている方は、まずはレンタルカヤックで一度出てみてください。
次はもっと上手く漕げるようになって、本命を釣りたいと思います。
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