こんにちは、もっつーです。
今回は、職場や私生活での片付け習慣についてのお話です。
身の回りにモノが溢れて手狭になったり、なかなかモノが見つからないという経験はないでしょうか。

●職場に使っていないものがあるがなかなか捨てられない
●どうしても片付けを後回しにしてしまい、後悔する
●常に忙しくて片付けが出来ない
●書類が増える一方で困っている
このような悩みを解消します。
本記事のは次のような内容となっています。
■モノがない方が幸福になれるという考え方
■自然とモノを減らすための5つの提案
■モノを減らすことで仕事の効率が上がった事例

私について
電機メーカーに入社して10年です。
最近は品質管理担当をしています。
製造部門、検査部門を経験から身に付いたノウハウを発信しています。
社内ではずっと整理整頓に定評があります。
今回の内容はstand.FMで話をしていますので、音声がお好みならコチラまで。
近年まで大量生産、大量消費が当たり前の世の中でした。
職場は、お客様に対応するために使われる大量のモノに溢れかえっていた事例は珍しくありません。
しかし、デジタル化の進展を背景に最近はモノを極力持たないミニマリストという考えが増えてきています。
また、ミニマリストはお金持ちであるケースも多いです。
実際モノが少ないとどういう利点があるのか。
モノを減らすための習慣についてまとめました。
それではさっそく始めていきます。
もくじ [開く]
モノがない方が幸福になれるという考え方
モノを持たない主義の人が活躍する時代
最近はモノを持たない人が活躍している傾向があります。
【ウォーレン・バフェット氏】や【マーク・ザッカーバーグ氏】
彼らは節約家と言われていますが、本当に必要なモノだけを持つミニマリストです。
モノをあえて持たない人は、どうして自分の能力を発揮して成功しているか考えてみました。
モノを持たない主義の人が成功する理由
モノを持たない主義の人はなぜうまくいくか。
結論はモノを持たないことで、自分が本当に大切なものに集中できるからです。
人の1日に判断できる回数は決まっていると言われています。
周りにモノが多いとそれを動かす、使うという判断を無意識にしています。
例えば着るものをいつも同じにする利点は、そこに頭を使わない。
デスクにPCだけあるなら、PCを使うという判断しかない。
成功している人はあえて余計な判断回数を減らし、自分の成果を最大化したと言えます。
自然とモノを減らすための5つの提案
職場でも身の回りの整理整頓、モノの片付けや廃棄を促される場面があります。
ためる癖をつけてしまうと、後々大変なことになります。
今回は自然にモノを減らすための提案を挙げてみます。
①書類はためずに廃棄する習慣
書類は受け取った時に処分する考え方です。
上司に承認された書類、勉強会で受け取った書類などはたまりがちです。
そこで受け取った瞬間にスキャンし、廃棄する習慣を提案します。
ただし、自分がゴールとなる書類に限ります。
また、スキャンしたデータはしっかりとフォルダに仕分けることを忘れずに。
そもそもペーパーレス化が進んで、紙を印刷しない会社も多いですよね。
私は書類をためがちでしたが、受け取ったことをトリガー⇒スキャンという習慣づけをしました。
最初は面倒に感じましたが、今は当たり前なので気になりません。
書類はたまると探すのが面倒です。
探す時間は軽視されがちですが、意外と後々に響きます。
何かをトリガーに何かしなければならないという意識づけは、今後様々なケースで役に立つはずです。
②長く使える余地がある最高なモノを厳選して買う
おもに日用品、趣味用品などです。
いろいろなモノが欲しくなったり、衝動買いするケースはあるかもしれません。
しかし、他に目移りしないほどいいものを買えば1つで済むケースは多いです。
初期投資は大きいかもしれませんが、最高のモノを買いましょう。
そうすれば自然と自分の周りのモノは少なくなり、ミニマリストとなれるはずです。
③作業は並行させない。一点集中する。
モノだけでなく、作業の仕方もモノの片付けには重要です。
並行作業は効率的と思われがちですが、1つのタスクごとこなす方が案外効率がいいです。
もし作業中断し、場所が片付いていないうちに別の作業に入ると、単純に2倍のスペースを使います。
これが常習化してしまうと片づけるのが億劫になり、周囲が散らかりっぱなしになります。
また、他の人の邪魔になるケースもあります。
そのため、1つのタスクを始めたら、なるべく完了させるまで一点集中しましょう。
④共通化、長期目線のシステム設計
仕事に使う設備などは共通化していくべきです。
1つの仕事に使うものをどんどん増やしていく考え方は古いです。
設備を開発するなら、以前に使ったものを改良出来ないか。
新しく開発するなら様々な機種で共通で使えるように出来ないか。
長期目線での設計をしましょう。
電子ツールも同じです。
部署ごといろいろなツールを使うより、全社で共有できるツールを使いましょう。
すぐに共有の効果は出ないかもしれませんが、蓄積データは財産となります。
⑤定期的に第三者が必要か判定する
当事者は必要と思っていてなかなか捨てられないケースは多いです。
そのために年に1~2回、第三者によるチェックをすることを提案します。
第三者が見たら「これ要らないよな・・・」と思うものはたくさんあります。
もちろん、すぐに捨ててしまったら怒られますので、シールを貼って捨てるか判断させてください。
実際に会社で何年も使っていないモノが、この方法で毎年大量に発掘されています。
モノを減らすで仕事の効率が上がった事例
書類を探す時間を削減
先述しましたが、書類を探す時間の削減ができました。
書類をデータ化しておくことでパソコン上で一瞬で見に行けます。
紙で保管していた時はわざわざファイル置き場まで行き、多くの書類をめくって探す・・・
探しに行く頻度は少ないかもしれませんが、ちりつもで大きな時間になります。
モノを置く土地代の削減
また、生産現場では、モノを置くことでその場所の土地代が無駄になっていると言われることがあります。
無法地帯になっていると動かないモノの土地代を払い続けていることになります。
ずっと動かないモノを思い切って廃棄したら、人が移動しやすくなりました。
人が移動しやすい、仕事しやすい環境は常に追求していくべきと実感した瞬間です。
まとめ
今回の内容は以下の通りです。
■モノがない方が幸福になれるという考え方
■自然とモノを減らすための5つの提案
■モノを減らすことで仕事の効率が上がった事例
モノがあふれていることは幸福ではなく、人生を窮屈にしていることがわかりました。
会社など、組織では全員が共通意識を持って行動していく必要があります。
誰かに言われる前に能動的にモノを片付ける、管理する。
効率アップのために動ける集団を目指していきましょう。