こんにちは、もっつーです。
小川善太郎さんの「ブログの書き方講座」という本を読みました。
ブログ初心者の私にとって、学びになったので書評ブログとして残すことにしました。
(ブログ始めて2ヵ月の私は、読書⇒書評で理解度を上げようしています。)
簡単にどんな本か?
・著者が月100万PVを獲得する為の行動・ノウハウが学べる
・ポイントが明確になっていて読みやすい
・kindle unlimittedで無料で読める
2020年7月時点で無料で読めます。
ポイントが赤字・太字になっているため、読みやすい&成功体験が学べます。
気軽に手に取ってみたらいかがでしょうか。
ここから書評に入ります。
Contents
著者の過去の失敗
- いろいろ手を出してノウハウコレクターになる。
- SEOライティングに取り組まずブログ200個作ったが、月1万円も稼げない。
- 情報商材、高額塾で100万円以上かけたが稼げない。
⇓
SEOにフルコミットしたら稼げるようになり、月100万PV稼げるようになった。
極端な失敗例だと思いましたが、SEOに注力させることが大事という事が読み取れます。
SEOに注力=読者目線・google検索意図を読み取ることが大切ということ。
SEOライティングとは
- 大切なのは、ユーザー目線に立つこと
- ユーザーに役に立つとGoogleが上位に表示する
⇒Googleは検索ユーザーに便利なように常に進化しているから - (例)子供の悩みと言っても色々調べられてる対象がある。
どんな悩み?
勉強しない、夜泣きする、病気・・・など
相手の悩みを細かく読み取り、答えを出すことが大切。
万人向けの記事は書けないのです。
役に立つ記事を書くためには、まず前提として記事を読む相手が何に悩んでいるのか、
を知らないと書けない、ということです。
「誰(どんな悩みを持った人)に向けた記事なのか」
を明確にすることが大切なのです。
- 自分の立ち位置をまず明確にする(有名人?体験に基づく説明ができる?初心者意見?)
- 悩みを持っている相手にどうなってほしいのか?
- ユーザーは自分の悩みを解決するためのアドバイスが欲しい。(知識だけ伝えても温かみがなく、感化されない)
- 出来る限り相手の悩みに寄り添う⇒これがユーザー目線
- テクニックが足りなくても相手の気持ちを考え、分かりやすい話をする。
読み手がどんなことに悩んでいて、どんなアドバイスが欲しいのかが本質なんですね。
1対1の会話をイメージして、相手の悩みに寄り添い、アドバイスするということ。
ライティング前の準備テクニック
キーワード検索の背後には必ず悩みがある
- 悩みのリサーチはQ&Aサイト、Google検索などで行う。
- 関連キーワード取得ツールで「〇〇」というキーワード入れると、複合キーワードとQ&Aの一覧が出る
- ペルソナ設定は不要⇒日常会話するだけでOK
※ペルソナとは特定の人に向ける事
◎40代前半の女性だと×
◎42歳の女性で家族あり、趣味、仕事、性格など細かに設定する事
しかし、SEOライティングには不要⇒書き手の勝手な想像は現実離れしているため
SEOライティングにおいては、ペルソナ設定はそこまで重要ではないようです。
目の前の誰かとの日常会話で、悩みを解決することが大切。
ライバルリサーチ
- ライバルが巨大でも、新たな価値が生み出せればOK
- 専門的な記事が多くても、素人目線が生み出せるなら書くべき
企業サイトなどがたくさんあるキーワードでも、素人目線ならこんなことが書ける!
そう思ったら書くべきなんですね。
自分は尻込みしてしまいそうですが・・・。
リサーチは大事
- 他の記事をリサーチすると、しない時と比べて20倍の効果がある!
- ただし、ユーザ目線でライバルチェックするが大切。
- 1記事1テーマの原則
事例「水疱瘡 予防接種」
ユーザー目線⇒受けた後の注意点 副作用 料金 の情報が欲しい。
この際に医学的な情報は不要で邪魔。
教科書風ではなく、誰に何を伝えるのかが大切。 - テーマは広く
ユーザーが検索している内容だが、相手が気付いていない関連情報がある。
検索ユーザーが知りたい事だけ書くのがテーマ選定ではない。
ユーザーが嬉しい情報と、邪魔だと感じる情報・・・実際に慣れるしかないのでしょうか。
両方の切り分けが難しそうだな、と思いました。
記事の構成(よくアクセスを集める順序)
- 記事タイトル
- イントロダクション
- 見出し
- 見出し2
- 見出し3
- まとめ
書きだす前にリサーチしておけば、ユーザーの悩み・何を伝えたいかをイントロダクションとまとめに書ける。
タイトルにはキーワードを入れる。
見出し1には知りたいことを全力で入れる。
2以降は関連情報。
ひたすら相手にGiveする内容を書く。
この本に関しても、最初に一番大切なことを書き、徐々に広げていく手法を使っていると感じます。
まどろっこしく、遠回しな表現は厳禁なのですね。
ライティングの具体的テクニック
- 2章を理解した上でテクニックを使用する事。
- イントロダクション⇒退屈な一般論はNG。
- 相手に寄り添う書き出しをする。
- 文章にリズムを生むにはワンパターンを避ける。
言い回しや装飾に変化をつければ文章にリズムが生まれる。
しかし、派手すぎはだめ。
- 文章はシンプルにする
ウェブライティングはシンプルで短い文章が良い。
⇒「○○です。しかし□□です。」
指示語は少なくする。 - ライティングスキル高める2つの方法
1.写経
検索上位記事はいい記事なので、写経してみる。
ただし、ただ書くだけじゃなくて自分がどう感じたかをメモしておくと上達が早い。
2.音読
書いた記事を音読してみると不自然な言い回しに自分で気づくことが出来る。
写経や音読をすることでライティングスキルが上がるという点は有益ですね。
真似しようと思います。
テクニックよりユーザー目線
- テクニックの勉強は遠回り。
- テクニックは本でよく出回っているが、使いこなせないと価値はない。
- 頑張っても読まれない理由は、ユーザ目線の欠如。
⇒求められている記事を書くから集まる。 - 書きにくいキーワードがお宝かも。
書きやすい、書きにくいは書く側の感覚。
書きにくいキーワードは意外とニーズがあるのに自分の思い込みで見逃しているかも。 - 物理的に、ユーザー目線=スマホ画面で読みやすいか。(現在大半の読者はスマホから見る)
求められている検索ワードはなんだろう?⇒ではこれを書いてあげよう。
自分で書きたいことを書くのではなく、実際に求められているから書く。
書きにくいキーワードが、実はユーザーが欲しい情報だったりするので、
ニーズのリサーチは大切だな、と思いました。
ブログに必須のセールスライティング
- スキルを身につけるにはセールスについて正しい理解が必要。
- セールスライティングが実は必須。ただし、セールスは押し売りではない。
- セールスとは言葉の力で相手に行動させる。
- 行動させないと意味がない。(知識だけ得て満足する)
- 日常のコミュニケーション同様、相手の話・悩みをよく聞く=検索キーワードのリサーチとなる。
相手の悩みをしっかり聞いて、今の自分のベストな提案をする⇒行動してもらう。 - キーワード選定を「ユーザー目線」で行うと、
いくらでも際限なくキーワードが見つかるようになる。 - 本質は自分自身を売るのがセールス。
オリジナル性がない記事はSEOが弱い。
教科書のようなつまらない記事は正しい情報でも読まれない⇒価値がないと等しい。
キーワード選定をユーザー目線で行う事で、キーワードはいくらでも見つかる。
この言葉は目からうろこですね。
常にユーザー目線を心がけます。
メルマガと組み合わせる
- ブログ集客が成功したらメルマガ導入を検討すべき。
- ブログ=受け身の媒体・・・安定収益は難しい。(Googleアプデなので激減のケースがある)
- ブログの弱点を補う。(自分のタイミングで情報提供ができる)
- 本当に役立つ方法ならメルマガからSNSに拡散されるので伸びていく。
- メルマガ使用を尻込みする人が多いので、ライバルが少なく、チャンス。
- 雑誌をヒントにし、ターゲット層を明確にする。
- ステップメール(1日1通ペース等で送るメール)を自動化すれば手間が少なくできる。
今の自分にイメージできませんが、いずれはメルマガ化というのも安定収益のためには必要なのですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭でも書きましたが、この本について再確認です。
・著者が月100万PVを獲得する為の行動・ノウハウが学べる
・ポイントが明確になっていて読みやすい
・kindle unlimittedで無料で読める
とにかくユーザー目線。
事前リサーチが超重要。
当たり前のようでなかなか出来ていないことが多いなと思いました。
ブログの本質を再確認できるこの本、ぜひ一度読んでみてください。